海外でサッカーするって、どういうこと?
3月14日、現役のサッカー選手がオンラインで育成年代の質問に答える「ASK US」を実施しました。
ASローマ(イタリア)の南 萌華選手と、ウエストハム(イングランド)の植木 理子選手が参加し、「海外サッカーって!?」をテーマに参加者の質問に回答しました。
今回は参加者が少なく最初からフリートークスタイルでの実施となり、最初は緊張の様子を見せていた参加者も、両選手の気さくなコミュニケーションのお陰で徐々に緊張が解け、話を真剣に聞く姿がとても印象的でした。
海外選手にはない、日本人の強みを武器に。
参加者からの「一緒にやっていて、嫌な選手や苦手な選手はいますか?」という質問に対して、南選手は「多彩な選手への対応はとても難しい」と答え、バルセロナの10番を背負うHansen選手(ノルウェー出身)の名前を挙げました。
植木選手は幼い頃からのライバルであった南選手を嫌な選手の一人としてあげ、ライバルの存在の重要性について語りました。
また、同質問への回答の中で、「スピードやフィジカルでは海外選手に劣ってしまうこともあるが、ピッチ上での気遣いや予測能力は日本人の強みであり、それを武器に海外の舞台で戦っている。」と話し、自分だけの武器を持つことの重要性を伝えました。
「またどこかで会おうね!」という二人の言葉とともにイベントが締め括られ、イベントが終了となりました。
なでケアの想い
ASK USは2020年のコロナ禍にスタートしたイベントで、「練習ができない子どもたちにワクワクする時間を提供したい」という選手の想いから発案されました。
なでケアは現役の選手たちが女子サッカーの発展を心から願い、その想いを形にするために活動しています。未来の女子サッカーを担う育成年代の選手との時間を大切に、改めて「サッカーが大好き」と思えるような時間を提供したいと考えています。
「女子サッカーに関わる全ての人が繋がる場所」
そんな場所を目指して、今後も活動してまいります。