5月12日、キャリアビルディング活動の一環として、WEリーグ・なでしこリーグ所属選手を対象に「BEYOND IT! 2025」の第1回を開催しました。
BEYOND ITは2021年に「選手を超えて、ひとりの人として社会で活躍できる存在に」という想いを込めてスタートした選手向けのセミナーで、元選手や様々な分野で活躍される方をゲストに迎え、選手たちに自分自身のキャリアや人生について考える機会を提供する場となっています。
2025年の第1回は、2023年に現役を引退し、なでケアの創設者でもある「大滝麻未さん」がスピーカーとして登壇し、「現役選手の間にどんな人生プランを考えていた」かや、「どんな想いを持っていたか」などを中心に話しました。
「無意識」を言語化して自分のスキルに。
今回の参加者は、全員が「アマチュア選手」として仕事と競技を両立しながら生活していますが、「引退したあとに何がしたいかわからない」という共通の悩みを抱えていました。
大滝さんは、「人生のパーパス(目的)を持つことで、自然と自分のやるべきことが見えてくる」ことを参加者に伝え、そのためにはまずは自分との対話を繰り返すことが重要と語りました。
また、自身の経験で感じた「サッカーで身につけたスキルの応用」について話し、具体的には組織理解・集中力・コミュニケーション能力などをあげた上で、無意識に競技の中で実践していることを言語化し、自分自身で「スキル」として認識することで応用に繋がるというアドバイスをしました。
今の自分を知ることで見えるもの
最後に「自分研究」として大滝さんが実践していることを参加者に共有して、今回のセミナーが終了しました。
参加者からは、「大滝さんが実践していることをまずはやってみます!」といったコメントがあり、「まずは自分を知ることから始めてみよう」と、アクションの第一歩が見えた様子でした。
全てのアクションが未来につながる
「とにかく自分の未来のためにアクションを起こそう!自分で考えたアクションはどんなに小さいものでも未来につながっていく」という大滝さんの力強い想いが伝わり、充実した1時間となりました。