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2021.12.23
【中学生向けWS】第2回を開催しました。

11月29日(月)、小美玉フットボールアカデミーに所属する選手と現役女子サッカー選手を迎え、ワークショップを実施しました。

 

本ワークショップは、サッカーを通して得られるものを考えるきっかけづくりを目的としており、計3回に渡り開催します。 

 

参加選手は以下の3名です。

INAC神戸レオネッサ        後藤三知選手
水原(スウォン)WFC(韓国) 櫻本尚子選手
アルビレックス新潟レディース  平尾知佳選手

 

 

第二回は、3チームに分かれて、これまでの人生をグラフにした「人生曲線」を発表し合うグループワークを行いました。

 

後藤選手のグループでは、「サッカーを楽しいと感じるのはいつか?」という問いが中心となり、「スタメンになれたとき」「家族や周りの人から認めてもらえた時」「反対されていたことをやり遂げたとき」など一人ひとり異なる「楽しさ」が出てきました。後藤選手は、「サッカーに関わらず、自分がどういうときに楽しさを感じて頑張れるのか、知っていることで今後何かに取り組むときに必ず役に立つ。アウトプットしてみてほしい。」とアドバイスしていました。

 

櫻本選手のグループでは、苦しい時こそ自分自身や日々の練習を振り返ることの大切さがメインに話し合われました。櫻本選手からは「成功するためには苦しいことも経験しないといけない。苦しい時に目標やダメだった部分を書き出すことで、整理され、また成功することが出来る。」と一言。それぞれの経験を踏まえながら、曲線を深堀る時間になりました。

 

平尾選手のグループでは、ケガや試合に負けた後のモチベーションの保ち方についての悩みが多く出されました。平尾選手は「今まで大きな大会で活躍出来たのは、苦しい時期を乗り越えたからこそ味わえること。頑張って乗り切ろう!」とアドバイス。また勉強とサッカーの比重に対する悩みもあげられ、「勉強は嫌いでも、人生の視野を広げるためにも大事」と答えていました。

 

その後中学生からは「人生曲線を作成する中で、書いていること以外にも思い出すことが多かった。周りの人に恵まれていると感じた。」という声があり、みんな宿題にきちんと取り組み、気づきを得られたようです。

 

最終回の次回は、「未来曲線」を使って、サッカーを通して得たことを将来どのように活かせるかについて考える予定です。

 

次回のレポートもお楽しみに!