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2021.12.29
【中学生向けWS】第3回を開催しました。

12月13日(月)、小美玉フットボールアカデミーに所属する選手と現役女子サッカー選手を迎え、ワークショップを実施しました。

 

本ワークショップは、サッカーを通して得られるものを考えるきっかけづくりを目的としており、計3回に渡り開催します。 

 

参加選手は以下の3名です。

INAC神戸レオネッサ        後藤三知選手
水原(スウォン)WFC(韓国) 櫻本尚子選手
アルビレックス新潟レディース  平尾知佳選手

 

第三回は3チームに分かれて、これからの人生をグラフにした「未来曲線」を発表し合うグループワークを行いました。

 

後藤選手のグループでは、各発表後に「この未来曲線を書いたことで学んだことや気づいたこと」を聞いており、中学生からは「自分の人生は楽しいことしかないと気づくことが出来た」といった回答がありました。未来曲線を書くだけでなく、書いた後に振り返ることの重要性が伝わったかなと思います。

 

櫻本選手のグループでは、高校の選手権出場を目指す選手も多く、将来ライバルとして試合を戦う姿が観れるのかと思うと今から楽しみに感じました。地元に女子サッカーチームを作りたいという意見や教えるのが好きだからコーチとして頑張りたいという選手もいたので、女子サッカーの発展に向けてぜひ活躍していって欲しいです。

 

平尾選手のグループでは、中学生でサッカーを辞めると考えている子が多く、それぞれの将来像を深堀りしていました。その際に「インターンなどは職場の雰囲気を知ることが出来る」とアドバイスしていました。その後は寮生活や辛い時をどうやって乗り越えているかなどを楽しそうに話していました。

 

グループワーク終了後は全プログラムのまとめを行いました。「このワークショップを通して明日から生かせること」を聞いたところ、「自分の長所を知って、自分を理解したい・くじけないで前を見たい・練習の質を高くする」と各々がこのワークショップで明日から生かせることを感じたようでした。

 

最後に三選手から中学生への熱いメッセージがあり、全3回のワークショップが終了しました。このワークショップを通じて、サッカーの可能性を感じたり、明日からなにか頑張ろうと思ってもらえたら良いなと思います。